2006年08月25日
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(飛行船:93) LZ-129「ヒンデンブルク」のダイニングルーム
LZ-129「ヒンデンブルク」のダイニングルームはステーション173からステーション188にわたり、入口の通路部分を含めると長さ15mに及んだ。
LZ-127「グラーフ・ツェッペリン」では乗客定員20名の着席が難しかったが較べものにならないくらい広かった。
訪問先で貴賓を招いてのディナーでは長テーブルに模様替えすることもあった。
航行中はエッケナー船長が常にしていたようにシニアスタッフが陪食することになっていた。
1m程度の仕切の外は広い展望の利くプロムナードになっていて、開放感のあるのびやかな空間であった。
キッチンは直下のBデッキにあった。
ワインは独仏のビンテージものが用意されており、上の写真ではテーブルに2,3本用意されているのが見える。
食器もカトラリーもツェッペリンの紋章が入った特注品であった。
北米航路も南米航路も常に満席で、後に定員50名のキャビンは70名まで収容出来るように改造された。
写真は前号、前々号と同じ「HINDENBURG an illustrated history」から転載した。
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