2006年07月26日

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7月26日

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昨朝、都城を発って川南・津久見を経由して午後広島(出島)に着陸した飛行船JA101Zは今朝8時過ぎに離陸して東に向かった。

竹原・福山・倉敷・岡山・赤穂・姫路・神戸と山陽路を上り、奈良・伊賀上野を経由して南知多を越え、浜北に行くスケジュールで飛行している。

今日は良い天気で当地でも午前中に31℃を越えて真夏のようである。
午前中に九州と四国では梅雨明け宣言が出たらしい。
適当に風はあるが屋外に長くは居られない。

雨が上がったら先日購入したα100の試し撮りをしようと思っていたが今日は見送ることにした。

近くの書店に行って月刊雑誌「世界の艦船」を買ってきた(上掲)。

ロシアの巨大なグランドエフェクト艇「カスピ海のモンスター」開発の経緯が多くの図表付きで載っているので読んでみようと思っている。

話は変わるが、いま、ディックの本を読んでいるがとても面白くちょっとハマっている。
「グラーフ・ツェッペリン」などを定期運航していた頃は40名以上の乗務員で運航し、離着陸に2〜300人を要していた模様が良く判る。

今はニューテクノロジー(「ツェッペリンNT」のNT)で可変ピッチのチルトプロペラなどにより乗船クルーは2名のみ、グランドクルーも数名で運航されている。

少し前までは飛行船の存続する余地は少ないと思っていたが未来があるのかも知れないと思うようになった。

アメリカ海軍飛行船隊司令であったローゼンダール提督がかつて「現在、世界で飛行船の価値を知るもう一人の男」と評したといわれる田中新造氏の絶版本とあわせて調べているところである。

飛行船の本ではもう一冊読まねばならない。
ヴァイベル・キッセル共著の「ZU GAST IM ZEPPELIN」である。
フリードリッヒスハーフェンのツェッペリン博物館から1998年に出版された本であるが鮮明な写真もデータも豊富である。

ドイツ語なので時間は掛かるが読み始めたところである。

これも区切りの良いところで少し紹介したいと思っている。

目の前に農家の畑がある。
貼り替えるためか、ビニールフィルムを撤去されたパイプの肋骨が硬式飛行船のフレームに見えてきた。
どうも、飛行船に取り憑かれてしまったらしい。

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