2006年07月17日
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国民の祝日「海の日」
今日は国民の祝日「海の日」である。
1876年7月20日に明治天皇が東北地方の巡幸を終えて、灯台巡視用帆船「明治丸」で横浜に帰港したことを記念して1941年に「海の記念日」として制定されたものである。
その後、1996年に「海の日」と呼び方を変えて国民の祝日になった。
ところが祝日法を改正(改悪?)して7月第3月曜日としてしまった。
海の日だけではない。
東京オリンピックを記念して制定された「体育の日」は10月10日から10月第2月曜日に変更になり、「成人の日」は長く1月15日であったのにこれも第2月曜日にしてしまった。
まだある。
敬老の日も9月15日から第3月曜日になった。
こんな馬鹿げた祝日の制定方法があるだろうか?
その日がなぜ祝日なのか我が子に説明できない親が沢山いる。
国民の祝日は国民がその日を再認識し生活に活かすことにあると思う。
○月の第○・△曜日に意味があればそれでよいが、何の根拠もなく陳情に流された議員先生の都合で変更してはいけないと思うのである。
レジャー産業などに押されて連休を作りたかったのであろうが、これでは祝日の意義がなくなってしまう。
しかもこれらは皆月曜日に変更になっている。
文部科学省では、1セメスターに15週の授業を強く指導している。
このため期末試験期間中でも月曜日は通常授業というところもある。
国民の祝日が日曜日になれば月曜日を振替休日とすることに加えて国民の祝日の間隔が1日しかない場合その日も休日にする。
従って敬老の日と秋分の日の間の日が休日になる可能性もある。
私は休日が多いのが怪しからんと言っているのではない。
決め方に意味がないと言っているのである。
写真は最後の「海の記念日」となった1965年の記念切手である。
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