2006年07月12日
(寄港地:25) ミコノス
ミコノス島はエーゲ海に浮かぶキクラデス諸島の小島で、ギリシャの首都アテネの南東約95kmにあり、飛行機ではアテネから1時間足らずで渡れ、船はピレウス港から毎日出港している。
船は途中、シロス島・ティノス島に寄港するので所要時間は5〜6時間である。
キクラデス諸島の名はギリシャ語のキクロス(輪)からついたもので、ミコノス島の他、ディロス島、ミロス島、サントリーニ(ティラ)島などが環状に連なっていることを意味している。
2006年6月の「クリスタル・シンフォニー」のクルーズでピレウスを出港した翌朝この島を訪れた。
船は島の中心街ミコノスタウンの北方2〜3kmのトゥーロスの埠頭に接岸した。
今回は当日撮った写真の中からトゥーロス近辺の数駒を紹介する。
朝食の前にデッキに出てみると日の射しはじめた島に点在する家が目に入ってきた。
そこがミコノスタウンで唯一大型船の接岸できるトゥーロス港であった。
外航港湾といっても施設らしいものはなにもない長閑なみなとである。
接岸してリドデッキ前端のパームコートから見た海は穏やかなものであった。
岬の背景に見える傘を被った島はティノス島らしい。
本船の水先を案内してくれたパイロットボートが見える。
陸上にはミコノスタウンに連絡するシャトルバスが待機していた。
船から見たミコノスタウンである。
手前に浜や近くの島に行く連絡船の船着き場が見える。
縮尺して判りにくいが中央やや右にカト・ミリの6つの風車が見える。
港には小さな漁船、島嶼間の貨物船、遊覧船などが繋がれていた。
陸を見るとまともな舗装道路もないようである。
ミコノスタウンに行くシャトルバスは工事用専用道路のような道を歩いていた。
ミコノスタウンの浜辺である。
ディロス島、ティノス島などへ渡る連絡船はこの前の埠頭から乗船する。
近くにモモイロペリカンがいた。
ここの海は透明度も高く、とてもきれいである。
発泡スチロールやプラスチックゴミなど探そうとしても見当たらない。
背景の左寄りに「クリスタル・シンフォニー」が見える。
冒頭の写真の中央にも写っている。
海の色が刻々と変化する美しい島であった。
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