2006年06月10日

*** 当ブログは2014年5月末に引っ越しました…新しい「紺碧の海」はこちらです ***

(飛行船:44) ツェッペリンNT初見参

NT266606101.jpg

今日は6月10日土曜日、時の記念日である。

兼ねてからこの頃、BMWの宣伝飛行をしているツェッペリンNTが広島・宮島上空を飛ぶという情報を得ていた。

14時過ぎて自宅を出、新交通アストラムに乗って県庁前に着いた。
14時50分頃である。

15時半頃、出島の埋め立て地に着陸すると聞いてバスを待っていたが、ひょっとするとこの辺りに来ているかも知れないと上空を見るとビルの間に見えた。

繁華街上空を北に、広島城の方に向いている。
県庁前を通り過ぎて美術館や図書館の木立を抜けて折り返してくる飛行船を捕捉した。
ディジタルカメラとビデオカメラで何ショットか撮影したが証拠写真ならともかく、人に見て貰う画像にはほど遠い。

県庁前で客待ちしているタクシーに乗って「出島へ」と頼んだ。
道々 飛行船の話になり、いろいろ話していると「その飛行船のオーナーですか?」と聞かれた。
「飛行船のことを少しは知っているがオーナーではない。あの船の親会社は日本郵船だ。」と言い、飛行船の話をしているとある程度話を知っている様子である。
「何人くらい乗れるのでしょうね」と聞くので「クルーは2〜3人、乗客は12〜14人くらい」と説明する。
「ここから大阪くらいまで飛べますか?」と聞くので「大阪なら往復しても大丈夫」とそんな話をしていると、また「あの飛行船のオーナーでしょう」と聞く。
これには参った。

そんな話をしているうちに出島が近くなった。
車中の話で見当をつけてくれた埋め立て地に赤白のマストを立てた車を見付けた。
15時10分過ぎである。
しばらく待っていようと思ったが10分もしないうちに西の方から現れた。
宮島遊覧飛行にでも行っていたのであろう。

NT266606102.jpg

予定通り15時30分に着陸した。

昔の飛行船のようなバラスト水の放出もなく、綱取りもいつの間にか済んでいた。
プロペラが可変ピッチでチルトも自由に出来るので今日のような無風状態ではあっけないくらい簡単な着陸・繋留であった。

NT266606103.jpg

乗客を降ろし、船長(?)がゴンドラ内部を点検していた。
窓が大きく視界は良さそうである。

ディジタルビデオ数分とディジタルカメラ二十数駒収録出来たので機会があれば活用しようと思っている。


Comment on "(飛行船:44) ツェッペリンNT初見参"

"(飛行船:44) ツェッペリンNT初見参"へのコメントはまだありません。