2006年06月02日

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エーゲ海クルーズ(11) ロードス(1)

PD_Rhodes.jpg

5月20日(土)午前9時にドデカニサ諸島最大のロードス島についた。

ギリシャでも屈指の観光地である。

島は北北東から南南東に延びる長さ100km足らずの紡錘形であり、その東北端がロードス市である。

「クリスタル・シンフォニー」のレセプションには寄港地の案内が用意されていた。

船は外港のクルーズドックに左舷着けで繋船した。

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ここにも障壁や監視塔の遺跡が風車とともに残されている。
その外側にエーゲ海巡りのクルーズ船が繋船しており、トレーラーを満載したフェリーがひっきりなしに離岸・接岸していた。
写真の左隅に写っているのはトレーラーを待ち受ける牽引車の群である。

Rodos2.jpg

繋岸してリドデッキから右舷側を見るとマンドラキ港の防波堤に3つの風車が見えた。
この港の入口にはロードス島のシンボルである2頭の鹿のブロンズが塔の上に立っている。

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そのすぐ傍に聖ヨハネ騎士団グランド・マスターの宮殿がある。
14世紀に建てられ、戦後ギリシャに統合されるまでビザンチン帝国・オスマントルコ・イタリアの支配を受けていたが、ムッソリーニが別荘として使っていたこともあるという。

宮殿と言うより、地下に食料貯蔵庫を備え、障壁と堀をめぐらした堅牢な要塞である。

今日は、午前中「ロードス島の文化と伝統を訪ねて」というショア・エキスカーションに出掛ける。
アルハンゲロス近くの村を訪ねて、民族衣装を着た村の主婦からギリシャの地酒やおつまみをご馳走になるという。
楽しみにしておこう。

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