2006年05月31日
エーゲ海クルーズ(9) ミコノス(2)
アポロンとアルテミスの聖地とされ、5体のライオン像などのあるデロス島へ渡る連絡船乗り場から見たミコノスタウン。
手前に見えるのがセント・ニコラス教会である。
ミコノスの街の中は殆どこのような狭い路地である。
その中に土産物屋や貴金属などの店がある。
テーブルが2つ程度おける場所があればそこにテントかパラソルを張ってタベルナかレストランが営業している。
メニューはロブスターのような海鮮料理か、ムサカ・スブラキ・ギロのような郷土料理である。カラマリアというイカの唐揚げもある。
タベルナとレストランの違いはよく判らないが、レストランがインフォーマルならタベルナはカジュアルといった感じである。
建物と建物の間を通り抜けてオープンレストランの真ん中に出てきた。
このレストランの構内かと思われるところにあるのはギリシャ正教の教会である。
画面の右外にはカトリックの教会が隣接している。
カト・ミリの風車はその上に建っていた。
かつては小麦を挽いていた6基の風車のうち、最も奥の1基は屋根もなく基部だけになっていた。
風車からミコノスの町を振り返ったところである。
画面左に「クリスタル・シンフォニー」の船尾が見える。
ちょっと画角を変えて「クリスタル・シンフォニー」を画面に入れてみた。
これから10月くらいまでの半年ぬけるような晴天が続くそうであるが、水源らしい水源もないこの島での暮らしは容易ではないのではなかろうか。
帰りに町中の土産物屋を覗いてみた。
この狭い道を食料品や雑貨を載せた車が走るのには驚いた。
店の前は先ほどのレストランの入口であった。
「ジオルジオの店」とある。
ピザ・パスタ・海鮮料理の店のようである。
水槽に大きなロブスターが沢山入っていた。
狭い路地を抜けて海辺の広場(リトル・ベニス)に戻る途中、昼休みしているモモイロペリカンに出会った。
そう言えばガイドブックにはこの島の人気者と紹介されていたような気がする。
バス乗り場で乗船カードを見せてシャトルバスで帰船した。
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