2006年05月30日

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エーゲ海クルーズ(8) ミコノス(1)

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5月19日(金)午前7時に11デッキのリドビュッフェに上がって朝食を摂った。

このリドビュッフェではいろいろな種類のパン・トロピカルフルーツ・各種ハム/ベーコン・ゆで卵(3分卵と5分卵がある)サラダ・フルーツ・ジュース・コーヒー/紅茶などをとっているとウェイターがトレーを持って席を捜してくれる。

卵料理はスクランブルでもオムレツでも目玉焼きでも目の前で注文通りに焼いてくれ、出来たらテーブルまで届けてくれる。

室内の見晴らしのいいテーブルでも良いし天気が良ければデッキのパラソルの下でも良い。

ゆったりと朝食を摂っていると眩しいばかりに白い建物の散在するミコノス島が近づいてくる。

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コーヒーをお代わりしながら眺めていると船はトゥーロスの大型客船埠頭に近づいていった。

午前9時「クリスタル・シンフォニー」はこの埠頭に接岸した。

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船首部分は非番の乗組員のための区画である。
仕事を終えたクルーが制服を脱いでエーゲ海を眺めたり写真を撮ったりしていた。

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傍にはヨットやモーターボートのほかに昔からの地中海型の機帆船も錨を下ろしていた。
ミコノス島はペロポネソス半島の東に円く点在するキクラディス諸島(人の住む島が39もある)のなかでもサントリーニ、パロス、イオスなどとともに観光の拠点である。

ミコノスタウンまで約2kmである。

船内新聞「リフレクションズ」によれば本船からミコノスタウンまで30分間隔程度で無料のシャトルバスが出るのでこれを利用する。

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それにしてもあまり道らしい道はなさそうで、船から見ていても車は島の斜面を走っており、舗装やガードレールが完備しているとは思えない。

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ショア・エキスカーションのバスが出発したあと、ゆっくりと船を降りた。
手続きは乗船カードをバーコードリーダーにかざすだけで携行するのは日よけの帽子くらいである。

乗車時間は10分くらいであろうか。

ミコノスタウンの北の外れにバス乗り場がある。
ここには切り返してやっと方向転換出来るほどの駐車場があり、これから街には車は入れない。
ただ、タクシーのみは例外的に100m程度先のタクシー乗り場まで乗り入れることが出来る。

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我々のバスもここまでである。
立っているところから右にフェリーの発着所があり、画面中央やや右にディロス島へ行く通船の乗り場がある。

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タクシー乗り場から振り返ったところである。
我々は正面に見える店のテーブルの間を通ってここまで来た。
海はきれいでビニールやプラスチックも見当たらない。

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ここから先は乗り入れ禁止である。
この先が、市立図書館・船の博物館・民族博物館・国立銀行・ギリシャ正教の教会などのあるミコノスタウンの中心部である。

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