2006年05月14日
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(台湾:14) MRT(Mass Rapid Transit)
台北の交通機関はMRTがとても便利である。
「Metro Taipei(臺北捷運・世界一流)」と自慢の新交通システムである。
市内から近郊まで木柵線・新店線・淡水線・中和線・板南線・小南門線などの新交通システムである。
郊外は高架で眺めがよい。
メトロは繁華街の地下を走っている。
時刻表などない。朝6時から深夜0時まで運航されている。
次の便があと何分で来るか月台(プラットフォーム)に電光表示されている。
運賃も安い。
淡水までの所要時間は約30分、邦貨換算で200円もしない。
車両は広く、明るく乗客のマナーも良い。
MRTの割に席も多いのであるが、空席がない場合でも自分より高齢と見ると極自然に立って席を譲ってくれる。
さすが儒教の国である。
その上、車内で飲み食いするものは皆無である。
車内に「飲食は罰金」と掲示がある。
邦貨換算で5千円くらいであろうか。
スポーツドリンクは勿論、チューインガムも罰金の対象である。
どこかの国のように、床にカバンを置いたり、床に腰を下ろすものもいない。
滞在中に一度だけ見かけた乞食以外、地下の乗り場に降りる階段に腰を掛けているのを見かけたこともない。
未だに路線を延長したり、新線の敷設工事が行われているようである。
都市間は鉄道と国内空路で結ばれているが新幹線も工事中である。
(新幹線は必要ないと思うが・・・)
駅もきれいに整備されている。
この下の2葉は淡水駅の正面側と反対側の河岸公園である。
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