2006年05月01日

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(飛行船:42) LZ-127グラーフ ツェッペリン

LZ127BerlinStadium.jpg

40回、41回と同じシリーズの切手である。

描かれているのはオリンピックスタジアム上空のLZ-127「グラーフ・ツェッペリン」である。

開会式に上空に現れたのはLZ-129「ヒンデンブルク」であったが、オリンピック開催期間中「グラーフ・ツェッペリン」と「ヒンデンブルク」はベルリンの、ドイツの上空を頻繁に飛行し世界から集まった観衆と報道陣に強烈にドイツの技術を印象付けた。

競技場に落ちた飛行船の影はスタジアムをすっぽり覆う巨大さであった。

このオリンピックのために飛行船を描いた切手が発行され、人気を博した。

ナチの宣伝省は垂直尾翼に直径40mのハーケンクロイツを描くことを要求し、エッケナーは抵抗したが鉤十字の寸法をやや小さくする条件で描かざるを得なかった。

レークハーストで爆発炎上したLZ-129「ヒンデンブルク」にも同じように描かれていた。


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