2006年04月23日
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ドイツ語の筆記体
昨年後期「はじめてのドイツ語」講座を受講する頃に独文の筆記体をマスターしようと練習を始めた時期があった。
ところが、現地でも若い人は書かない(書けない?)し、読めないという話を聞いて中断してしまった。
見出しの絵葉書はハノーファー市の新庁舎の上空を飛ぶツェッペリンの飛行船が印刷されている。
1912年10月25日ハノーファー局の消印がある。
1911年6月にLZ-10「シュヴァーベン」が完成しているが、ゴンドラの位置などから他の飛行船のように思われる。
LZ-2、LZ-4、LZ-5は事故で失われており、LZ-1、LZ-6でもないので、、LZ-7「ドイチュラント」かもしれない。
(1912年から翌年にかけてLZ-11「ヴィクトリア・ルイゼ」、LZ-13「ハンザ」、LZ-17「ザクセン」などが完成する)
絵葉書上辺には「ハノーファ新庁舎の傍ツェッペリン飛行船」と説明がつけられている。
これはその絵葉書の反対面である。
当時のドイツ筆記体で書かれているが、
日付が Hannover 25.10.1912. と読める。
本文冒頭の単語が辛うじて Lieber と判るがここまでが精一杯で完全にお手上げである。
参考までに現在のドイツ語筆記体の例を示す。
書いてある文字はどれも同じで「おめでとう!」という Herzlichen Glueckwunch! である。
よく判るのが1件、まあ判るのが3〜4件であろうか。
外国語は難しい。
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