2006年04月21日
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(はじめてのドイツ語:13) ハイネ没後150周年
今日のドイツ語講座はIさんがドイツに行ってお休みなので受講生5名で始まった。
前回の話し合いで今日は文法の復習として独文和訳・和文独訳を主体に行われた。
最初に名詞の単数・複数について定冠詞・不定冠詞の格変化のおさらいをして、和文独訳から始めた。
初めての単語が次々と出てくるが、面白かったのは Fernsehturm という単語である。
テレビが das Fernsehen だからテレビ塔と訳されることもあるが、もともと fern が遠いという形容詞で、sehen が見るという動詞で英語の Television である。
ところが展望塔も遠望するためのものであり、テレビの送信用アンテナがあってもなくても(テレビ塔でなくても)良いのである。
5人だから10題あると2回廻ってくる。
次に和文独訳である。
これは5問だったのでちょうど一人1問になった。
こんなことで名詞の性や複数型を憶えて行けばいつかは出来るようになるのだろうか?
講座の終わりにCDで「歌の翼に」を聴いた。
ハイネの詩にメンデルスゾーンが曲をつけた有名な歌である。
今年はモーツァルト生誕250周年ということで騒がれているが、ハイネ没後150周年にもあたる。
皆で歌詞を見ながら上記の曲を聴いた。
誰が歌っているのだろうと歌手名を見ると Katsumi Bartsch とある。
ドイツ人の名前ではない。
日本人だろうか?
宿題が出た。
この歌詞を各自読んで解釈してこいと言うのである。
ゴールデンウィークは休みなので次回は5月19日である。
一ヶ月あるから何とか読んでみよう。
掲載したハイネの肖像画は30代前半ののもである。
(出典:田辺秀樹著(NHK出版)「やさしく歌えるドイツ語の歌」)
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