2006年04月17日
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(台湾:10) リュウガン(龍眼)
台湾の植物として二番目にリュウガン(龍眼)を挙げてみる。
見出しの写真は台北のMRT圓山駅の軒下から南(台北車站の方向)を望んだものであるが、右の木立が龍眼の樹である。
これは同じ樹をちょっと近寄って撮ったものである。
葉の繁った中にまるい実が付いているのが見える。
別の枝を部分拡大してみたものである。
小枝の先にここだけでも100以上の実が見える。
実は楊貴妃が好んで食べたというライチーとよく似ている。
日本ではライチーは出てくることはあるがリュウガンには滅多にお目に掛かれない。
旅行ガイドブックによればライチーよりやや小さく色もライチーのように赤っぽくなく黄土色である。
何れも夏のフルーツでライチーは6,7月、リュウガンはやや遅れて7,8月が旬である。
台湾のレストランではライチーもあるがリュウガンの方が多い。
老街の店先では小枝のついたものを10本程度輪ゴムで縛って売っている。
大きな果物屋に山積みされているリュウガンである。
2004年の9月、あの大津波の襲う少し前にタイのプーケットに行ったとき、パトンビーチのホリデイ・インのカフェテリアで昼食をとった。
そのとき、トロピカルフルーツの中にリュウガンがあったのを思い出した。
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