2006年04月28日
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(寄港地:22) ブンタウ( Vung Tau )
ブンタウはベトナムの首都ホーチミンの外港である。
2003年、「クィーン・エリザベス2」のワールドクルーズに区間乗船したときに寄港した。
本船ははるか沖に錨泊し、我々はそこからテンダーで上陸したのであるが、上陸地点は石油海洋掘削リグの補修基地の様な状況であった。
陸上にもバージにも赤やグレイの作業服(煙管服)を着た作業員が忙しそうにしていた。
テンダーボートから垂直梯子で上がったところに10人あまりアオザイを着たベトナムのヤングレディが歌で我々を歓迎してくれていた。
リーダーが正面でハンディスピーカーで指揮と言うより鼓舞激励していたのが可笑しかった。
ここからエージェントの手配したバスで舗装も、殆ど信号もない道をホーチミン(旧サイゴン)に走った。
市内も郊外もバイクが多い。
女の人は99%まで目深に帽子を被り、サングラスと顔を覆うような大きいマスクをつけ、両腕には肱より長い手袋をつけて走っている。
日に焼けて肌が色黒にならないための装備である。
ガイドも「日本人はモチハダ」と羨ましそうに言っていた。
沖合の本船の側にはロシア製の大型水中翼船が2〜3隻観光客を迎えに来ていた。
これに乗ると川を遡ってホーチミン市の中心部まで行くことが出来る。
「QE2」はブンタウ沖で停泊し、翌朝シンガポールに向かった。
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