2006年03月22日
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開花宣言
春は天候が不安定である。
昨日の春分の日は良い天気であったが、今日は朝から一日冷たい雨が降っていた。
でも傘を差して家の近くを歩くとウメやスイセンのほかにボケ、ジンチョウゲなど春の花が生き生きと咲いている。
当地でも今日、開花宣言が発表になった。
開花宣言というのは地域ごとの気象台が標準木を決めておいて、その樹に数輪の開花を確認することによって宣言される。
広島では浅野藩の泉邸であった「縮景園」に標準木がある。
木札が下げてあるので判る。
開花の時期が近づくと地方気象台の職員が日に何度か観測に行くという。
広島の測候所はかつて江波山にあった。
その当時は江波山公園のソメイヨシノが標準木であった。
今は広島城の近くの合同庁舎に入っているので近くの縮景園の桜が標準木になっている。
縮景園には紅梅・白梅もあり、春先には梅見の茶会なども開かれる。
今年は梅の開花が全国的に遅かった。
桜は最近段々と早くなっているようである。
当地では、桃の節句もお盆と同じように月遅れで行われる。
4月3日を節句と言って桜が咲いていようが居まいが花見を行う風習があった。
桜といえばあでやかなソメイヨシノが代表であるが私はヤマザクラも好きである。
若い頃、父と近くの山をハイキングしていたが、春先に山を歩いていてヤマザクラやコブシの花を見かけるのは良いものであった。
花の名所で有名な吉野にもいつか行ってみたいと思っている。
大和に知人が居る。
その人にいつか吉野に案内して貰うことを楽しみにしていた。
このところ忙しそうで連絡が途切れそうになっていたが今日連絡してくれたのでとても嬉しかった。
明日は雨も上がりそうなので、2〜3溜まった要件を片付けるために街に出るつもりである。
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