2006年02月08日
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(飛行船:28) LZ10 シュヴァーベン
この切手は、前回(2月5日)のLZ1と同じシリーズのコートジボアールの一連のものの一枚である。
飛行船は1911年6月26日に進空した LZ10「シュヴァーベン」である。
水素ガス容量17800立方米の「シュヴァーベン」は初めて遊覧飛行を行った飛行船である。
秋までに100回も遊覧飛行を行い営業的に成功を収めた。
船内ではドイツやフランスの良質のワインとフォアグラやキャビアが用意されていたという。
この「シュヴァーベン」に続いて LZ11「ヴィクトリア・ルイゼ」、LZ13「ハンザ」、LZ17「ザクセン」が第一次世界大戦が始まるまでに延べ34000人の乗客を乗せて飛んだと言われている。
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この5月26日にフリードリッヒスハーフェンで「ツェッペリンNT」に乗って1時間の遊覧飛行をする予定である。
このツェッペリンNTは水素ではなく不活性のヘリウムガスを充填する半硬式飛行船であるが、エンベロープ容量は「シュヴァーベン」のほぼ半分で、乗員2名、乗客定員は12名である。
フライトプランは1月16日のブログに掲載したが、船内でワインやキャビアのサービスは残念ながらないようである。
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