2006年01月16日

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(飛行艇の時代:42) 日東航空のマラード

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日東航空ではグラマンG-73マラードを4艇保有していた。
1959年末から1962年末にかけて登録されている。

日東航空は1964年に富士航空・北日本航空と合併して日本国内航空となった。

マラードは大阪−新居浜、大阪−白浜、大阪−串本、大阪−勝浦−名古屋などに就航していた。
日本国内航空ではG-73マラードのほか、G-44Aウィジョンも保有していたという。

大阪−新居浜は週3便、大阪−白浜は毎日3便運航されていたと言われているが旅客定員が最大10名であったため採算に乗らなかった。

JA5090は1964年アメリカに、JA5117は1966年パナマに売却されてしまった。

Comment on "(飛行艇の時代:42) 日東航空のマラード"

珍しい写真を拝見しました。
掲載されている写真は、新明和工業で艇首のチャインに飛沫対策の板を追加した機体です。シリアルNoが読めませんが、撮影された年月と共に記録されていればお知らせ下さい。

Hiroshi Ebi 様
コメントありがとうございます。
写真の出典を書き忘れていましたがイカロス出版が2005年1月20日に発行した「追憶の翼(CLASSIC AIRLINER IN JAPAN)」1960-75 VOL.1からの転載です。
撮影者は渡辺俊彦氏で、古内 淳氏が解説をしています。
上の写真はJA5117、製造番号/J-54で1965年3月伊丹で撮影されたもののようです。
中はJA5057、製造番号/J-56で1966年5月羽田の撮影によるものです。
下はJA5090、製造番号/J-6で1964年12月に伊丹の撮影です。
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