2006年01月08日

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(ブルーネル:11) グレートブリテンの現状

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小学館から2006年1月1日刊で「イギリスの近代化遺産」(ショトル・ミュジアム・シリーズ)が刊行された。

そこに掲載されていた写真である。

上の写真は、この船が建造されたグレート・ウェスタン・ドックに入渠し整備された「グレート・ウェスタン」の現状で、下の写真はそのスクリュープロペラである。

既述のように1886年にホーン岬で時化に遭ったときは既に機関を撤去し帆船として就航していたのでスクリューは撤去されていたものと思われるが残っていたとしても1世紀の間に朽ちていたものと思われる。

このスクリュウープロペラは当時の図面から忠実に復元されたものである。

この本にブルーネルの業績としてロイヤル・アルバート橋、パディントン駅の駅舎、テームズ川の河底トンネルなどが紹介されている。

巻末に「イギリスの近代化を彩るエピソード」の一つとして、国民的英雄ブルネルという項が立ててある。
そこには2頁にわたり、イザンバード・キングダム・ブルーネルの業績が紹介されていた。

次回は同書からロイヤル・アルバート橋を紹介するつもりである。

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