2006年01月08日

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(台湾紀行:6) 大晦日

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30日の深夜、Jの具合が悪くなった。
幸い熱はない。
電話を掛けても誰も出ないので午前1時半、フロントに行く。
担当は日本語が判らないから筆談で「病気」と伝えた。
このときは筆談が通じて本当によかったと思った。
すぐ部屋に来てくれた。
旅行保険は掛けているが取り敢えず旅行業者の現地事務所に電話する。
タクシーで病院に行くと言ったが、当直医が日本語や英語が判らない可能性が強いのでホテルと相談して往診して貰うことにした。
2時40分、看護婦を連れた現地人医師が来室。
自覚症状を書いたメモを見て診断していた。
注射と投薬で少し落ち着いて3時過ぎに眠ったようである。
旅先で深夜に発病してちょっと困ったが大事に至らなくてよかった。

10時過ぎに目覚めたが朝食は終わっているのでロビーでコーヒーとオリエンタルサンドウィッチをとった。
これで食後の薬が飲めるがサンドウィッチはボリュームがあった。
2〜3時間昼寝をして16時のシャトルバスで圓山に出た。
圓山の台北市立美術館をゆっくり見て回った。
そのあと、MRTで忠孝敦化へ出て誠品書店に向かった。
淡水その他のローカル地図が欲しかったのである。
街角では大晦日なので野外でライブステージをやっていた。

忠孝路に出て神旺大飯店で夕食にした。
家族連れなどが多く、臨時に設けられたような別フロアに案内された。
アウンサン・スーチー似のフロア長が日本語のメニューを持ってきてくれた。
台湾に来たのだから潮州風の炒麺・炒米粉を食べてみた。
部屋に帰ってガイドブックを見ると、このホテルでは台湾では珍しい潮州料理が味わえると載っていた。
大入り満員でフロアサービスも厨房もてんてこ舞いのようであったがオーダーさえ済めば一安心である。
フレッシュジュースも旨そうであった。
ホテルに帰って衛星放送で紅白を見た。
午前0時(日本との時差1時間)に外で花火の音がするのでバルコニーに出てみると高層ビルの仕掛け花火が派手に輝いていた。


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