2005年12月26日

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(長崎紀行:4) ホテルシップ「ビクトリア」

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フローティングホテル「ビクトリア」は青函連絡船「大雪丸」を改装してホテルにしたものである。

鉄道連絡船であった当時貨車を搭載していた甲板が1階になった。
ここにはオフィス・フロント・ロビー・カフェ・ショップ・男女別大浴場・和式宴会場・大宴会場「エメラルド」などがある。
今回投宿した日は大宴会場でファイナルダンスパーティと称してダンスパーティが催されていた。

2階は中央の通路を挟んで両舷に客室が並んでいる。
和室も洋室もあり、幾部屋か大部屋もある。

3階の船首部は2階と同様客室があり、船央部にメインダイニング「リーフ」があり、入口に小さなバーもある。
メインダイニングの船尾側には幾つかの中ホールがあり、船尾の暴露甲板には半球形の温室のようなラウンジ「プラネット」が新設されていた。

4階の操舵室のあとはバー「ソーダ」となっていた。
この船で一番好きなところだったが、当日は貸し切りで何かに使ったらしく我々が行ったときにはロックされていた。
その後方には展望ラウンジ「ブルースカイ」があり、その船尾側は露天甲板で夏にはビヤガーデンなどに使われていた。

船尾からは対岸の三菱長崎造船所飽浦工場がよく見える。

戦艦「武蔵」の建造にあたってこの辺りの海岸には目隠しのため倉庫が建てられていたと聞いたことを思い出した。
操舵室の左舷前方には直近に大浦天主堂やグラバー邸がある。

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