2005年12月20日
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(船舶の絵葉書:9) にっぽん丸
にっぽん丸には2度乗船したことがある。
2001年秋の「初秋の長門・唐津クルーズ」と2003年の「早春の神戸ワンナイトクルーズ」である。
この船は平成2年3月にM社の神戸造船所で進水した。
上部構造は異なるが、主船体のライン図は昭和63年9月に同じ造船所で建造された「ふじ丸」と同じである。
「ふじ丸」が客室164室であったのに対して204室に増やしたが、「飛鳥」の300室「ぱしふぃっくびいなす」の266室に較べると少ない。
この船を計画していた時点では個人向けのクルーズ市場が読めず、チャータークルーズを想定して3人用キャビンが多いからである。
小さい船ながらリドには開閉式の屋根をつけている。
プロムナードデッキが木甲板でないのが残念である。
ファンネルは親会社のMOLと同様にオレンジ一色であるが、クルーズ船なのでそれらしいファンネルマークを新たに設定してもよかったと思う。
ファンネルの形も設置位置ももう少し工夫したら良かったかも知れない。
上部構造後部に少し後に傾いて設置され、しかも後部が平面なので見た感じ安定感が乏しく後に転げ落ちそうに感じることもある。
乗船客もMOPASファンが多く、特に食事は「にっぽん丸」という声を良く聞く。
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