2005年11月13日

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(生い立ちの記:24) 波浪外力解明のための実船試験(6)

Maurisius.jpg

8月27日、日本を出てから17日目にモーリシャス島が見えた。

アフリカの東にあるマダガスカル島よりさらに東へ行ったインド洋上の孤島である。

インド洋に浮かぶ孤島のため、海賊が財宝を隠した類の話は多い。

1598年にオランダが領有を宣言したが1715年にはフランス領、1814年にイギリス領となっている。
我々が通りかかる3年前にエリザベス英国女王を元首とする立憲君主国として独立したが、その後1992年に共和制に移行している。

島の北側のポートルイスが首都である。

砂糖や茶などの生産のほか、観光にも力を入れている。

「アフリカのシンガポール」「インド洋の貴婦人」などと呼ばれる。
トムソーヤーやハックルベリーフィンの生みの親マーク・トゥエインは「神はここをまねて楽園を創り給うた。」と言ったそうだ。

我々の船は右舷にモーリシャスを見ながら喜望峰へ直進して行った。

モーリシャスの近くにはフランスの海外県であるレユニオン島がある。

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