2005年08月18日
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(客船のメニュー:7) P&O AURORA(2001/3/6)
前夜、揚子江河畔のターミナルに接岸したが、中国官憲の上陸許可が下りず足止めされていた。
0730になってやっと許可が出てショアエクスカーションに出掛けた。
午前中は上海国立博物館・豫園・外灘(旧租界)などを巡る半日コースである。
昼にパトロールカーに先導されて本船に戻り、夕刻夜の上海を見るために再度出掛けた。
和平飯店で伝説のジャズバンド「上海オールドジャズ」を聴いたり、古い屋敷の2階でフランス料理(?)を食べたりした。
従って、このメニューは船上では開けていない。
ログブックによれば、この日2245に下船した乗客の全員帰船が確認されている。
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表紙の汽船 Tanjore は1866年、ロンドンのブラックウォールにあったテームズ鉄工所で建造された2445総トンの船だそうである。
スエズ運河開通(1869年)以前の建造である。
1870年までサザンプトンから地中海のマルセイユ、アレキサンドリアに就航していたが、その後インド・スエズ間、インド・香港間、カルカッタ・ロンドン間などで運航されていた。
ボンベイ・シドニー間で稼働したあと1881年にベニス・アレキサンドリア間に就航した。
アレキサンドリアで係船され、アラブ・トルコ紛争の避難船になったとある。
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