2005年08月09日
(客船のメニュー:3) P&O AURORA(2001/3/3)
前夜2359に横浜を出港した「オーロラ」は日本列島に沿って南西に航行して、この日は終日航海日であった。
翌朝0800に最初の寄港地鹿児島に入港した。
この日はゆっくりと船内を散策した。
ドレスコードは前日と同じくカジュアルである。
ディナーも換ズボンにジャケットで気楽である。
この日のメニューは
◎前菜
ハムとクリームチーズ入りムース
グレープフルーツの温製、ラム酒風味
野菜のサモサ(インド風三角春巻き)
◎スープ
スコットランド風 野菜と肉入りスープ
マッシュルーム入りチキンコンソメスープ
◎主菜
白身魚のグリル トマトソース
ラムのロースト ミントソース添え
うずらの胸肉 ウィスキー入りクリームソース
ペン型パスタのシーフードソース
ほうれん草、レンティル豆、ポテトの香草バター風味
このほか「主菜」として
サーモンの冷製、ハーブ風味のマヨネーズかけ
白身魚のグリル、ソースなし
チキン胸肉のグリル、アスパラガス添え
も用意されていた。
◎デザート
カスタードクリーム添えスポンジプディング
ホワイトクリームのケーキ
トフィー&バナナ・サンデー
アイスクリーム各種(バニラ・ラズベリー・チョコレートなど)
ルバーブ(大黄)のシロップ漬け
メロンシャーベット
であった。
航行日はのんびりして気分が良い。
海と空しか見えないリドデッキで外を眺めたり、童心に返ってテーブルテニスで遊んだりしていた。
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メニューの表紙は、1909年建造の「オルソバ」である。
スコットランドのクライドバンクでオリエントライン向けに建造された。
船名は、ダニューブ河沿いのルーマニアの小さな町にちなんで付けられた。
総トン数12036トン、乗客定員660名であった。
第一次大戦で兵員輸送中に魚雷を受けて沈没し、1700人の米兵を欧州に運び、終戦後は豪州兵を2850名復員させた。
1936年に解体された。
この絵の画家はノーマン・ウィルキンソンで、ジブラルタル海峡を往く勇姿を描いている。
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