2005年05月09日
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(生い立ちの記:3)領事館
近くに英国領事館があった。
同じ敷地内に現在、紅毛城として見学できる古い砦がある。
写真がそれで、昔スペイン人が当地を占領し築き、後年オランダによって改修された建物である。
高台の上に広い芝生がハイビスカスの生垣に囲われており、反対側に赤レンガの2階建てがいまもそのまま残されている。
小さい頃、東隣から生垣をくぐって出入りした記憶がある。
鬱蒼とした木立を抜けたところに薄桃色の芙蓉の花が咲いていた。
ここにも咲いていたが、ピンクの花のスイバも内地のものよりずっと大きかった。
ハイビスカスの花はハワイのものほど大きくない。
台湾では提灯のようなちょっとかわいい種もよく見かける。
それに、ここにもあるクロトンと言う植物も多い。
広葉樹であるが、葉の形は細かったり広かったり、色は濃く赤みがかったものから緑まで、斑入りのものもある。
昨年の夏、同じく淡水生まれの妹を連れて行ったが、紅毛城は改修のため長期にわたって閉館となっていた。
残念であった。
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