2005年05月06日
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(ブレーメンとオイローパ:1)北ドイツロイドの名船「ブレーメン」「オイローパ」
- bremen
- 16:15
- カテゴリー:ブレーメンとオイローパ
北ドイツロイドは1926年に2隻の3万トン級客船を起工した。
造船所はブローム&フォスとウェザー造船所であった。
両船は起工後5万総トンに設計変更された。
両船は同一設計ではなかったが、共通した特徴をそなえていた。
主船体では船首形状にバルバスバウを採用していた。
上部構造にはいままでのような平面ではなく大幅に曲面が取り入れられた。
そしてその上に太く極端に短い2本煙突が立てられた。
そして、その2本煙突の間の中心船上に大きなカタパルトが設置されていた。
これが「ブレーメン」と「オイローパ」である。
「ブレーメン」は1929年7月に処女航海でブルーリボンを獲得した。
そしてこの往復航で航行中にカタパルトから郵便機を発進させ郵便物を一足先に目的地に届けている。
翌年完成した「オイローパ」も郵便機を飛ばしている。
1935年の秋にこの郵便飛行は停止されたが、両船からの飛行回数は198回と言われている。
このエポックメーキングな両船について、著名な客船研究家であるF.O.ブレイナード氏がクラシック・オーシャン・ライナー・シリーズの第3号として執筆された。
もう、そろそろ手元に届くのではないかと楽しみにしているところである。
「(旧)紺碧の海」では両船にまつわる話も紹介しようと準備中である。
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