2005年05月29日
*** 当ブログは2014年5月末に引っ越しました…新しい「紺碧の海」はこちらです ***
(客船のポスター:2) REINA del PACIFICO
この絵葉書は1999年にクリスタル・シンフォニーで、イングランド・スコットランド・アイルランド・海峡諸島をクルーズしたときに、リバプールのマージーサイド・ミュージアムで求めたものである。
副船長は、マージー河は低質がヘドロで錨が効かないからスラスターで水掻きしながら位置と方向を保持していると言っていた。
テンダーで上陸すると、すぐ傍のアルバートドックに向かった。
そこにある海事博物館「マージーサイドミュージアム」に直行したのである。
ポスターに描かれている客船は遠景であるが、パシフィック汽船会社の ”REINA del PACIFICO”である。
1931年にベルファストのハーランド&ウォルフで建造された。
英国籍で、リバプールを拠点にパナマ運河を経て南米西岸航路を走っていた。
総トン数は 17707トンである。
このポスターは漂流記で知られていたロビンソン・クルーソーの島と西インド諸島へ観光客を誘っている。
このポスターも良い構図である。
いかにもサンシャインシップという感じが表現されている。
左辺にスクラッチ傷が見えるが、元のポスターについていた傷であろう。
"(客船のポスター:2) REINA del PACIFICO"へのコメントはまだありません。