2005年05月26日

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時代の流れ

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先日、月刊雑誌の最新号を求めた。

カラー写真頁では1ヶ月前オープンした呉の「大和ミュージアム」が、10分の1の大和模型の全頁写真を含め、4ページにわたって紹介されていた。

本文記事では、現「飛鳥」として最後の世界一周クルーズ出港風景を撮影するために乗船した、日本飛行船の軟式飛行船「ツェッペリンNT」の乗船記が載っていた。
(但し、「ツェッペリンNT」は船名ではなく形式名( 正確には Zeppelin NT NO7 )であり、船名(愛称)は「YOKOSO!JAPAN」号、国土交通省の登録番号はJA101Zである。)
「飛鳥」は来春ドイツへ行くと聞いた。

イラストレーターの西村慶明氏の「世界客船界の展望 2004-2005」には、新造船・竣工予定船とともにスクラップ/係船客船の表も載っていた。
その23隻のなかに、「Ocean Breeze」(旧「Southern Cross」)の船名が含まれていた。
この船は50年前にハーランド&ウォルフのヤードで建造された老嬢であるが、幣頁の名前の由来でもある懐かしい船名である。
バングラデシュでスクラップになったそうだ。
最近は殆どの船がインドでスクラップされている。
時代の流れを感じる。
大連で台風のために転覆した「オリアナ」は修理復旧されることになったとも紹介されていた。

内外商船ニュースの欄では2003年マイアミでボイラー爆発事故を起こしてブレーマーハーフェンに係船されていたNCLの「ノルウェー」がシンガポールでカジノ・ホテル船になることが決まったようである。
予定通りなら、改装工事を受けるシンガポールのセンバワン造船所へ曳航されている頃であろう。

見出しの写真は、最近はじめて試みたボトルシップである。
未完成ながら載せてみる。


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