2005年05月24日
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(ブルーネル:APPENDIX-1)グレート・ブリテンのシリーズ切手
ここに示す切手は、フォークランドで発行されたものである。
最初の切手は1843年にブリストルで進水したときの情景を示している。
2番目のものは1845年にリバプールからニューヨークに航行したときの模様である。
次の切手は帆装を、従来の縦帆から横帆に変更した後の状態で、クリミヤ戦争のために軍馬や兵員の輸送に当たったあとの状態であろう。
4枚目の切手は、蒸気機関とボイラーを撤去して、帆船として小麦や石炭を輸送していた頃の画である。
切手には1886という年号が見えるので現役最終の姿である。
最後の切手は1886年にホーン岬で時化にあい、石炭を捨てマストを失い1970年に思い出されるまでフォークランドに放置されていた状態である。
現在「グレート・ブリテン」は生まれ故郷であるブリストルのドックで保存されている。
内部は公開され、博物館のほかにイベント会場やレストランとして利用されているそうである。
長い年月の間に改装・転売されたり、放置されたりしていたので、グリニッチの「カッティー・サーク」などとは評価にも扱いにも温度差があるようである。
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