2005年04月20日
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客船と飛行船と飛行艇
20世紀のはじめ、航洋客船と飛行船と飛行艇が競合していたころの資料を調べると非常に面白い。
1900年の夏、ツェッペリン伯の第一号硬式飛行船 LZ−1 が進空した。
1903年にはアメリカでライト兄弟が初めて動力飛行に成功した。
1909年にはドイツ飛行船会社が設立され、翌年には LZ−7 によりフランクフルト・デュッセルドルフ間で定期旅客輸送を開始した。
そのころ、飛行機は吹きさらしの機体に大人を3人乗せて飛んだとか子供を4人乗せたとかいう状態であったが、2〜3年の間に密閉式キャビンのパッセンジャープレーンが現れた。
北大西洋を初めて横断した定期航空機は飛行艇であり、陸上機がこの路線に就航したのは戦後のことである。
これからしばらくこのテーマで調査を楽しむことにする。
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