2005年02月10日
3つの研究テーマ
- bremen
- 16:05
今日は誕生日である。
この歳になって誕生日でもないが、今年は区切りの誕生日である。
部屋の模様替えを始めたのも、新しいことを始めたのもこの区切りに何か残したかったからである。
そしてライフワークというとオーバーであるが以前から時間ができたら調査しようと思っていたテーマに取り組む所存である。
その一つは、北ドイツロイドの客船「ブレーメン」と「オイローパ」についての研究である。
両船は船体設計その他技術な面で近代的客船のさきがけであるばかりでなく、カタパルトと水上機を実用化した点でも非常に興味をそそられる。
長期的に取り組むつもりである。
第二は、ブルーネルの業績を調査して取りまとめたいと思っている。
一般には、時代に先駆け(過ぎ)た巨船グレート・イースタンを設計した技術者として知られているがその業績は非常に大きいものがある。
彼は土木技師として歴史に残る吊橋などを設計したほか、当時イギリスで最大手のグレート・ウェスタン鉄道の技師長として鉄道車両のほか画期的な超広軌を実現している。
グレート・イースタンは外輪船であるが、グレート・ウェスタンで現在広く使われている暗車(スクリュープロペラ)を初めて採用に踏み切ったのも彼である。
土木技師でありながら造船設計技師として活躍した人物である。
現在でも、世界の鉄道関連分野では権威のあるブルーネル賞として名を残している。
彼の父もテームズ河トンネルなどシビルエンジニアおよび船舶分野で大きな業績を残している。
第三は、飛行艇・飛行船による渡洋航行の歴史の調査研究である。
今日のように主要空港を結ぶ航空網が確立する以前に、飛行艇や飛行船が航洋客船と伍して活躍していた時期があった。
この時代のことは過渡期のこととされてかあまりまとまった研究成果を知らない。
私なりに調べて残しておこうと思ったのである。
弊頁で随時掲載して行く所存である。
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こうした思いは自分で決めただけではうやむやになってしまう恐れがあるので何らかの形で発表することで自分を規制しようと敢えて記載することにしたものである。
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